天秤(天びん)

計りとりモード(表示部にスポイトマーク点灯)とは?【HXシリーズ】

計りとりモード(表示部にスポイトマーク点灯)とは?【天秤(天びん)】

定量の試料を計りとるときに便利なモードです。
試料を大まかに入れている間は、不要な桁は消去(ブランク)され、目標値近くになって試料を少しずつ入れている間は、最終桁まで表示します。
モードキーを押し続けるとスポイトマークは消えます(通常モードに変わります)

  • 計りとりモード(マーク点灯)のときは、重量値の変化量に応じて下位の桁がブランクします。
    変化量が 10ディジット以上の場合:1桁ブランクします。
    変化量が 100ディジット以上の場合:2桁ブランクします。
  • 但し、小数点より上の桁がブランクすることはありません。
    HX6000は最小表示が0.1gですので1桁ブランクのみで2桁ブランクはしません。
  • RS-232Cの出力はブランクした桁は0となります。
    (例) 12.3456g → US,+0123456 g
         12.345 g → US,+012.3450 g
  • 計りとりモードは設定モニタが▲と▲▲のときに設定されていますので、出荷時設定(▲▲▲)より応答が早くなっています。