ライセンスディレクトリの扱い【FFTアナライザ】
WCAPROのオフラインをネットワークライセンスで購入した。ライセンス情報ファイルを作成するディレクトリの説明には、ライセンスディレクトリは他のクライアントPCからアクセスできるようにディレクトリの『共有設定』を「共有する」に、またライセンスディレクトリ内のファイルの『アクセス権の種類』を「変更」に設定と書いてある。このライセンスディレクトリの扱いについて教えてほしい。ライセンス情報を管理させるライセンスサーバーPCは部署内のサーバーPCでもあるので、簡単に共有、アクセス権の設定ができない。
ネットワークライセンスは、使用可能なライセンスの情報を管理保有するため「ライセンス情報ファイル」を作成し、管理保有します。
このライセンス情報ファイルをネットワークでつながっている他のPCが参照します。
そのため、ライセンス情報ファイルを保存するフォルダは、共有の設定が必要となります。
- WindowsXPの場合
(1).ライセンスフォルダのプロパティにおいて、「共有」タブを選択して下さい。
(2).「このフォルダを共有する」を選択します。
(3).「アクセス許可」のボタンをクリックして、アクセス許可の内容を設定します。
①グループまたはユーザ名、WCAPROを使用するユーザもしくはグループを追加設定します。 ②アクセス許可ボタンをクリックし、追加したグループまたはユーザのアクセス内容について「変更」を選択します。 - WindowsVistaの場合
(1)ライセンスフォルダのプロパティにおいて、「共有」タブを選択してください。
(2)「共有」ボタンをクリックし、ファイルの共有を設定します。ユーザもしくはグループを設定した後「共有」ボタンをクリックし、プロパティの「共有」画面に戻ります。ネットワークパスが表示されます。
(3)「詳細な共有」ボタンをクリックします。「アクセス許可」をクリックし、ユーザもしくはグループのアクセス許可を「変更」に設定します。「OK」ボタンをクリックし、プロパティの「共有」画面に戻ります。
(4)「閉じる」ボタンをクリックして、共有フォルダのプロパティ設定を終了します。
ネットワークライセンスを同一のサーバPCに複数設定する場合には、それぞれのライセンスファイルを異なるディレクトリパスに設定して下さい。