超音波厚さ計のゼロ点調整の方法【AD-3255】

AD-3255に探触子を繋いだら付属の試験片を使ってゼロ点を調整する必要がございます。
また測定値にずれがある場合もゼロ点調整することで改善する場合もございます。
電源投入時の画面の変遷：
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※まず電源を切ってから入れ直して下さい。

[ VEL ] キーを2回押すと現在設定されている音速が表示されます
[ PRB ] キーを押すごとに　あらかじめ登録されている音速が表示されます。液晶に[ 5920 ]と表示されたら、最後に[ VEL ] キーを押すと記憶されます。
[ PRB ] キーを押すと現在設定されている探触子が表示されます。△キーまたは▽キーを押して繋いでいる探触子の種類を選択します。
※標準付属の探触子は「 P-07 」となります。
液晶に探触子の名称「 P-07 」が表示されている状態のまま探触子を付属試験片にピッタリ接触させます。ピッと鳴って[ 4.00 ] と表示されたら、ゼロ点調整は終了です。測定するサンプルの音速に変更してから探触子を接触させて計ってみて下さい。

注意）液晶の左上に凸マークが点灯しない場合、また点滅している場合は、測定値は表示されません。探触子と付属試験片の接触が良くない状態なので、試験片に機械油やグリセリンなどの接触媒質を塗ってから再度試してみて下さい。