水分計

サンプルを何g載せればいいかわからない。【水分計】【MS-70/MX-50/MF-50/ML-50】


多くの場合は2~5g程度で十分ですが、水分率が1%以下などと極端に低い場合には10g以上載せる場合もあります。
  • 試料皿に薄く平らになるように載せます。厚みが出たり嵩(かさ)があるものは測定値に影響が出てしまいます。ミキサー等で砕いて細かくしたり、少なめに載せるようにしてください。
  • 載せる量を多くすると測定時間が長くなります。逆に量を少なくすると測定時間が短くなります。
  • 水分計の液晶右上に表示されるTGT(ターゲット)のグラム数は目安となります。測定する試料によって載せる量を変更して頂いて構いません。
測定する試料によって試料皿に載せる量や設定温度は変更するものです。
なるべく短い時間で再現性の良い(安定した)結果が出る条件を見つけるには、試行錯誤が必要なこともあります。
詳しくは次のリンク先のハンドブック(PDFファイル)の 13ページ「代表的な測定結果」に食品や薬品などの測定事例が約120例ほど記載されております。
類似試料の測定例を参考に条件を決めて頂ければと思います。

参考)
・水分計のユーザーズハンドブック(PDF)
https://www.aandd.co.jp/pdf_storage/tech_doc/analytical/t_moisture_handbook.pdf

・水分計の取扱説明書(PDF)
https://www.aandd.co.jp/pdf_storage/manual/analytical/m_msmxmfml.pdf